❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――
―――あれから、カウントダウンが始まり、ドカーンと、花火があがる瞬間を見て、二人は花火を見上げた。花火はオレンジのだったり、赤とか、青とか、緑色だったり、色々な花火があった。綺麗な花火が上がっており、誰もが空を見上げた。彼女は今、彼の腕を取って、ハートマークを作った。愛し合うという事が、どんな事か、彼女には分かって来ており、二人は円満の家族にしたい。
円満の家族にするには、喧嘩しないようにするのと、優しさを忘れてはならない。優しさが欠けると、誰も寄ってこなくなるし、菜緒は一人で寂しい思いをする事もあり、泣いて過ごすしかない。
菜緒は一緒に甘酒を飲むと、一緒にカウントダウンをお祝いした。新年あけまして、おめでとうございます―――そう言った。此処のお寺は綺麗な仏具が揃っており、彼女は拝んでいる和尚様をみていた。和尚さんは厄除け大師に仕えており、お祓いをするのに、必要とされている。和尚様と知りあいでもあり、二人は和尚様にご挨拶をした。和尚様もこちらを見ると、お辞儀してくれた。今、火を焚いており、古いお札を燃やし、新しいお札を、別室に置いてあった。十円の賽銭を入れ、彼女はこう祈った。
『―――私は・・・智也を愛している・・・だから、いつも一緒に居られるようにしたい。だけど、人は何れか、死んでしまう。それまで、一緒に居られたらいい。しわくちゃのお祖母ちゃんになっても、彼が私を愛してくれるなら、それでいい―――。更に、パティスリーを続けらるようにしたい。』
―――貴方が・・・一緒にいれば、それでいい・・・
ベーカリーとパティスリーも頑張りたい・・・
< 121 / 212 >

この作品をシェア

pagetop