❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀

カカオ豆を切ってみると、彼女は―――菜緒は、ニヤッとしながら、『―――私・・・今日なら、空いているわよ・・・』と言った。突然の事に、彼はブフォっと噎せてしまった―――。彼女は―――今日なら、良いわよ―――
はっきりと言ってきて、智也は『―――本当に・・・良いの？』と、菜緒に問いただした―――。
彼女は家に帰ると、『―――お風呂・・・一緒に・・・入ったらね・・・』と頬を赤く染めた。2人はとても恥ずかしいが、子作りは誰でもやる事で、家族を増やしたい―――そう言ってきた。菜緒は智也だけしか、セックスしておらず、浮気は全くしていない―――智也は、そう信じていた。
智也は吃驚しており、一緒に夜を過ごす事にした。日本人はホテルでセックスする人がいるが、それは―――セフレでもなっていなければ、全く出来ない事でもある。だから、彼女を大事にする為に、我慢していたというより、避妊していた。だけど、今日は、良いと言っており、彼は有頂天。
彼女は―――菜緒は笑みを浮かべると、家の脱衣所で―――真っ裸になり、智也を誘っていた。
『―――一緒に・・・入りましょ？それとも、私と一緒に入りたくないの？』
其の言葉に、智也はドキッとすると、『―――否・・・お前、ほん・・・とうに、大胆な奴だ。』と照れたように笑った。智也は彼女を抱きしめると、『―――俺以外、やるなよ？？』と笑った。彼女はゆっくりと頷くと、一緒にお風呂に入ってしまった。智也と菜緒は二人で入ると、シャワーを浴びた。
―――こいつ・・・本当に、女じゃない・・・
ーーー何故・・・こんなに・・・大胆？
―――吃驚するわ・・・本当に―――