君だけが、ずっと好き。
「花火までまだちょっと時間あるね!どこ行こっか」


「んー、人多いところはやだ」




伊吹はパタパタと団扇を仰ぎながらそう言った。



(ですよね〜。でも今日の私はひと味違うよ!!)




「わ、私りんご飴たべたいなぁ〜」




背が低いことを精一杯に利用して上目遣いでお願いしてみた。



(我ながらイタい…!けど由紀の作戦なんだもん。)




「…分かったよ」


「…ええ、ほんと!?」




屋台の方は人が多いから絶対断られると思ってたのに、OKが出てしまった。


夏祭りマジック、恐るべし…




< 161 / 323 >

この作品をシェア

pagetop