君だけが、ずっと好き。
ヒマワリみたいにぱあっと笑う女の子のおかげで気持ちが少し救われた気がする。


小さい子ってすごいな。




「あのね、みてみて!あかねもね、浴衣買ってもらったの!ピンク色だよ!おそろい!」




女の子はぐるっと回って浴衣を見せてくれた。


あかねちゃん、っていうんだ。




「…可愛いね!あかねちゃんっていうの?何歳?」




私はうじうじしていた自分を捨てて地面にしゃがむ。


しゃがんだ私と目線が合うあかねちゃんはきっと小学生か幼稚園生だろう。


可愛いな…二重だし目くりくりだ。




「あかねはねぇ、5歳!おねーちゃんは?何ちゃん?何歳?」


「んー?私はえまっていうの。17歳だよ」




そう言うとあかねちゃんはニコッと笑ってくれた。




「えまちゃん、可愛い!」




(はぁ…天使なのかな…)




心の中の汚い感情が全部晴れていくようだった。


これが浄化ってやつなのか。




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