君だけが、ずっと好き。
「瑛茉!」


「あ、伊吹…」




私のことを探していてくれたのか、伊吹が少し息を切らして現れた。



あの子は…いないよね。



というか、今岳先輩と一緒にいたの見られてないよね?



やましいことはなにもないのに、なんだか悪いことをしてる気になってしまった。




「…どこ行ってたんだよ」


「えと…お手洗い。桐谷くんには言ったよ?」




とか言って、自分は宇野さんに夢中で気づいてもくれなかったくせに。




「…お前が一緒に来たのは俺だろ」


「女の子に夢中だったくせにー!」


「はぁ?」




伊吹は呆れたように眉をひそめた。



そうですよね、伊吹だって男の子だもんね。


可愛い女の子が浴衣来てたらガン見しちゃってもしょうがない。うんうん。




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