君だけが、ずっと好き。

「_______ 羽…天羽!天羽瑛茉!」




「ひゃい?」




目を開けると、左側に大きな人影。




そして前から私をジト目で見る伊吹。




あれ、私…


「寝てた?」




「馬鹿野郎!初日の一限から寝るやつがあるか!」




そう怒鳴られ、先生は手に持っていたノートを丸めてパコーンと私の頭を叩いた。




「痛い!体罰だ!」




私は頭を抑えて突っ伏していた体を起こし、先生を睨む。




「うるせえ天羽。天野を見習って真面目に授業聞きやがれ」




「キリちゃんの声の方がよっぽどうるさいよ…」




寝起きの人の耳元で叫ぶのなんてマナー違反だよ。知らないけど。




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