君だけが、ずっと好き。

「どうする?話しかける?写真とか一緒に撮って貰えないかな〜!」




「ちょっと、ダメだよ!天野くんは女の子とあんまり写真撮りたがらないじゃん」




「そっか〜」




その子たちをちらっと見ると、片方の女の子は伊吹の後ろ姿を寂しげに見つめていた。




(…好きなのかな、伊吹のこと)




モヤっとする気持ち半分、私ならいつでも写真撮れるもん、なんて性格の悪い優越感。




(うわ〜性格悪い、私。)




私も腐れ縁だからつきまとえてるだけなんだけどね。




「瑛茉、どうした?ここだぞ先生の部屋」




「あ、うん!ぼーっとしてた…えへへ」




私は特別な関係になれなくても、こうして一緒にいれるだけでいいんだ。




落ち込むのはやめやめ。せっかくのオリエン、楽しまないとね。




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