君だけが、ずっと好き。
「伝説のOB、タキザワ先輩が来てるんだって!一目でもいいから見たいのよ!」


「誰それ!?」




(教室に伊吹も侑利くんも置いてきちゃったよ…一緒に帰るのに。

伊吹に関しては勉強の約束すらまだできてないのに…!)




「ついた!ここだ!」




体育館まで走らされて息切れが止まらない私に対し、ウキウキの由紀。




底なしの体力…恐るべし。




「え〜、どこだろうタキザワ先輩…噂によると今日来るって…」


「どこ情報よそれ…」


「イケメンネットワーク」



体育館の入口から2人して中を覗くと、練習中のバスケ部員がちらほら居た。



大学生っぽい人はいないけどな…




「ごめんね、ちょっと通るよ〜」


「あ、はい。ごめんなさ……い」




後ろから来た人に道を開けようと端によると、見覚えのあるカバンが目に入った。




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