もしもこの世界がバラ色なら私は幸せなのでしょうか。
「やっぱり笑ってた方が可愛いよ」



「藍は、いてくれるだけで、いいの。」



「あれ?また熱上がってきた?」



そう言われて……




健人と一緒に寝た。




「おやすみ……藍。」





薄れていく意識の中でそう言われた



……ような気がした。
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