俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
失礼かもしれないが、蒼太くんはめんどくさいことには関わりたくない人だと思っていたけれど、違った。
となりに目を向けるとさっきまで泣いていた子が楽しそうに笑っていて、思わず二度見してしまった。
「やめろよ」
「おにいちゃんお化けみたい〜」
髪の毛をわしゃわしゃかき混ぜる男の子と、やめろ、と言いながらも優しい顔で見つめる蒼太くんがいた。
あ、この人は優しい人なんだ、と唐突に思った。
適当だし、ぶっきらぼうだし、冷たいし、何考えてるかわからないけれど、優しい人なんだろう。
私みたいにかたちだけの優しさじゃなくて、本当の優しさを持っている人なんだと思う。
「おにいちゃん、どこ行くのお?」
「お母さんに会える場所」
「会えるの……?」
「会えるよ、だからもう泣くなよ」
となりに目を向けるとさっきまで泣いていた子が楽しそうに笑っていて、思わず二度見してしまった。
「やめろよ」
「おにいちゃんお化けみたい〜」
髪の毛をわしゃわしゃかき混ぜる男の子と、やめろ、と言いながらも優しい顔で見つめる蒼太くんがいた。
あ、この人は優しい人なんだ、と唐突に思った。
適当だし、ぶっきらぼうだし、冷たいし、何考えてるかわからないけれど、優しい人なんだろう。
私みたいにかたちだけの優しさじゃなくて、本当の優しさを持っている人なんだと思う。
「おにいちゃん、どこ行くのお?」
「お母さんに会える場所」
「会えるの……?」
「会えるよ、だからもう泣くなよ」