俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】
「本当にありがとうございました、ほらちゃんとお礼言うんだよ」
「おにいちゃん、おねえちゃんありがとう」
私は何もしていないのに私にまで言ってくれて、笑顔を返したかったのに本当の笑顔を返せなかった私は最低だ。
「もう離れるなよ?」
「うん!」
ばいばいと、手を振って去っていく男の子を見送る。私は「見つかってよかったあ」と言ったけれど、返事がなくて、聞こえていないのかな、と思ってとなりを見ると、固まって、どこかを寂しそうに見る蒼太くんがいた。
道の真ん中で、みんな気にしないで脇を通り過ぎていくけれど、私は表情が気になった。
「蒼太くん?」
「……」
「ねえ!」
「……」
「おにいちゃん、おねえちゃんありがとう」
私は何もしていないのに私にまで言ってくれて、笑顔を返したかったのに本当の笑顔を返せなかった私は最低だ。
「もう離れるなよ?」
「うん!」
ばいばいと、手を振って去っていく男の子を見送る。私は「見つかってよかったあ」と言ったけれど、返事がなくて、聞こえていないのかな、と思ってとなりを見ると、固まって、どこかを寂しそうに見る蒼太くんがいた。
道の真ん中で、みんな気にしないで脇を通り過ぎていくけれど、私は表情が気になった。
「蒼太くん?」
「……」
「ねえ!」
「……」