俺の前では泣いてもいいよ。【修正中】









「このままで大丈夫なのかなって心配になっちゃうのよね、大丈夫かなって……」




私はお皿洗い、お母さんは料理、と分担して、キッチンに並んでそれぞれ作業していたときにお母さんがため息混じりに言った。私は「そうだね」とつぶやいて苦笑いすることしかできない。




「ほんと、愛結がいてくれてよかった……」



何度も何度も、耳にたこができるほど聞いた言葉がまた聞こえてくるけれど、そう思ってもらえる私を作っているのだから、当たり前だ。

私はいい子として過ごしていないと本当にいらない子になってしまうと、いい子でいなければ"また"嫌がられてしまうと、私は知っていた。
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