ONLY YOU~過ちの授かり婚~
私は純也さんに自分のスマートフォンに残された徹さんのラインメッセージを見せた。

「川瀬のヤツ…」

「徹さんは私のキモチ次第だと書いて来ました…」

私自身がこの子を妊娠して動揺していた時に届いたラインメッセージ。

返信は出来なかった・・・


「・・・川瀬は…本当にいいヤツだった…」

「私もそう思います」

私も涙ぐんだ。

「…俺は川瀬の分まで君を幸せにしなきゃいけない。それが生き残った俺のやるべきコト…産まれて来る川瀬の子の為にも…」

純也さんは未だにお腹の子が徹さんの子だと思っていた。

「すいません…この子の父親なんですけど…」

「!?」

「多分、お腹の中の子の父親は純也さんだと思います。
徹さんとは互いに仕事が忙しくて、カラダの関係はなかったから…」

「えっ!?」

純也さんの切れ長の瞳が大きく開いた。

「じゃその子は正真正銘・・・俺の子?」


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