ONLY YOU~過ちの授かり婚~
乃彩side-
私はテレビのワイドショーで、雑誌の記事を知った。
根も葉もない嘘だ…
確かに純也さんが徹さんを出張の同行させた。そのコトに関しては私情が入っていた。
でも、人を雇って徹さんを強盗に見せかけて、殺害させたコトは出鱈目だ。
私が一番よく知っている…
私は支度してエントランスに向かう。
「何処に行くの?乃彩さん」
美岬さんが私の前に立った。
「私が知る真実をマスコミの皆さんにお話します」
「それは止めてっ!」
「でも・・・このままでは…純也さんは・・・」
「それが当主の佑介さんの意向なの…今は何も言わず、我慢して」
「それでは・・・純也さんが犯罪者にされてしまいます!!」
「お二人とも…お取込み中、すいません…」
「貴方は・・・」
「柊さん?」
「総理の命で来ました。
乃彩さんに真相が訊きたくて・・・」
総理のそばに常に居る秘書官の柊さんが私を訊ねて来た。
根も葉もない嘘だ…
確かに純也さんが徹さんを出張の同行させた。そのコトに関しては私情が入っていた。
でも、人を雇って徹さんを強盗に見せかけて、殺害させたコトは出鱈目だ。
私が一番よく知っている…
私は支度してエントランスに向かう。
「何処に行くの?乃彩さん」
美岬さんが私の前に立った。
「私が知る真実をマスコミの皆さんにお話します」
「それは止めてっ!」
「でも・・・このままでは…純也さんは・・・」
「それが当主の佑介さんの意向なの…今は何も言わず、我慢して」
「それでは・・・純也さんが犯罪者にされてしまいます!!」
「お二人とも…お取込み中、すいません…」
「貴方は・・・」
「柊さん?」
「総理の命で来ました。
乃彩さんに真相が訊きたくて・・・」
総理のそばに常に居る秘書官の柊さんが私を訊ねて来た。