貴妃未満ですが、一途な皇帝陛下に愛されちゃってます
「ずっと……ずっとあいつはお前の事だけを」
「天明!」
めずらしく晴明が声を荒げる。
「僕だって、諦めてはいない!」
「じゃあなんでたった一人の妃に睡蓮を選ばなかったんだよ!」
「選んでいたさ! 皇帝になる前からずっと! 何度も朝議にかけていたじゃないか! だから、皇帝になるときに宰相と約束を」
天明は、がしがしと頭をかいた。
「紅華を後宮にいれることを条件に、次は睡蓮も後宮に、というあれだろ? 慌ただしい時だったとはいえ、晴明らしくもない失態だな。……宰相がそんな約束守ると思うか?」
ぐ、と晴明が唇をかむ。天明はその様子を苦々しい顔で見つめた。
「天明!」
めずらしく晴明が声を荒げる。
「僕だって、諦めてはいない!」
「じゃあなんでたった一人の妃に睡蓮を選ばなかったんだよ!」
「選んでいたさ! 皇帝になる前からずっと! 何度も朝議にかけていたじゃないか! だから、皇帝になるときに宰相と約束を」
天明は、がしがしと頭をかいた。
「紅華を後宮にいれることを条件に、次は睡蓮も後宮に、というあれだろ? 慌ただしい時だったとはいえ、晴明らしくもない失態だな。……宰相がそんな約束守ると思うか?」
ぐ、と晴明が唇をかむ。天明はその様子を苦々しい顔で見つめた。