仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
「……今の仕事は楽しいし、やり甲斐を感じてる。けど……和孝さんは専業主婦の方がうれしい?」
「……どうだろう、わからないな」
(ただ聞いただけ……?)
ここからどう続けていいかわからなくなってしまい、さっきまで順調だった会話が途切れる。
赤信号のせいで車が止まり、エンジン音だけがむなしく響いた。
(もしかして専業主婦になりたいって言った方がよかった? だけど仕事を辞める気はないし、嘘になる……)
それきり会話はもう始まらなかった。
慣れたくはない微妙な空気の中、MARRYの前に到着する。
「着いたよ」
「あ、うん。ありがとう」
ふたりきりの時間をあんなに意識していたのに、逃げたい気持ちもある。
それが前のめりに態度で出てしまった。
「……どうだろう、わからないな」
(ただ聞いただけ……?)
ここからどう続けていいかわからなくなってしまい、さっきまで順調だった会話が途切れる。
赤信号のせいで車が止まり、エンジン音だけがむなしく響いた。
(もしかして専業主婦になりたいって言った方がよかった? だけど仕事を辞める気はないし、嘘になる……)
それきり会話はもう始まらなかった。
慣れたくはない微妙な空気の中、MARRYの前に到着する。
「着いたよ」
「あ、うん。ありがとう」
ふたりきりの時間をあんなに意識していたのに、逃げたい気持ちもある。
それが前のめりに態度で出てしまった。