仮面夫婦は今夜も溺愛を刻み合う~御曹司は新妻への欲情を抑えない~
頭の中でパーティーを開き始めたもうひとりの自分を押さえつけ、なぜ和孝さんもそこへ行こうとしたのかを推測する。
アンティーク市には雑貨以外に家具がある。そして和孝さんは大手家具メーカーの副社長だ。となると理由はひとつしかないだろう。
「仕事で行く予定だったの?」
「ああ、うん。そんな感じかな」
「それなら邪魔にならないようにするね」
(……言い方が悪かったかな。邪魔って嫌味っぽい?)
はらはらしたけれど、和孝さんが気にした様子はない。
「紗枝さんは……知り合いに勧められたから、だっけ」
「うん」
(仕事で行くなら、ますます好きだから行きたかったんだって言いづらくなっちゃったな。趣味で行く人間と行動するのは面倒だろうし)
アンティーク市には雑貨以外に家具がある。そして和孝さんは大手家具メーカーの副社長だ。となると理由はひとつしかないだろう。
「仕事で行く予定だったの?」
「ああ、うん。そんな感じかな」
「それなら邪魔にならないようにするね」
(……言い方が悪かったかな。邪魔って嫌味っぽい?)
はらはらしたけれど、和孝さんが気にした様子はない。
「紗枝さんは……知り合いに勧められたから、だっけ」
「うん」
(仕事で行くなら、ますます好きだから行きたかったんだって言いづらくなっちゃったな。趣味で行く人間と行動するのは面倒だろうし)