僕は君に嫌われている。
「それじゃあさ、どんなことされたら嫌いになる?」

「からかわれたりするのは、かなり嫌いになるポイントかな」

「………」



どうやら、時すでに遅しなのか、僕はさっきの「言いふらしていい?」で嫌われてしまったようだ。


ムスッとした可愛い表情をひなちゃんは僕に向けてくる。



………可愛いけど、嫌われたまんまは嫌だなぁ。



「もうからかわないよ。ごめんねひなちゃん」

「…………」

「天に誓うよ。約束する」

「…………私、約束破る人嫌いだよ」

「わかってる」



コクコクと頷いて、指切りするよと手を差し出すと、ひなちゃんもおずおずと小指を僕の指に絡めた。




あー。ひなちゃんって本当に可愛い。
< 4 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop