月に魔法をかけられて
「わかりました。では招待客のリストを見せていただけますか?」
「招待客のリストはこれよ。おそらく例年とほとんど変わっていないから、美月ちゃんなら招待客の顔がだいたいわかるでしょ?」
「そうですね。ほとんどいつもの方たちです。では受付をされた方から順に会場に入っていただいて大丈夫ですか?」
私は招待客リストに目を通しながら瞳子さんに尋ねた。
「大丈夫よ。いつものように招待客から名刺をもらうのだけ忘れないでね」
「わかりました」
すると隣にいたあゆみちゃんが安心したように大きな息を吐いた。
「美月先輩が一緒にいてくれてよかった。私、今年が初めての受付だったからすごく不安だったんです。リストを見ても顔と名前が一致しないし、だからと言って受付でもたもたできないし。営業部の受付の人とはあんまり話したことないから聞きづらいし……」
「私も最初は緊張したけど大丈夫だよ。とにかくお客様には絶対に失礼がないようにすることと、笑顔で応対すること、そして名刺をもらうのを忘れないようにすることだけ気を付ければなんとかなるから。わからないことがあったら何でも聞いて」
「ありがとうございます。美月先輩」
あゆみちゃんはほっとしたように微笑んだ。
「招待客のリストはこれよ。おそらく例年とほとんど変わっていないから、美月ちゃんなら招待客の顔がだいたいわかるでしょ?」
「そうですね。ほとんどいつもの方たちです。では受付をされた方から順に会場に入っていただいて大丈夫ですか?」
私は招待客リストに目を通しながら瞳子さんに尋ねた。
「大丈夫よ。いつものように招待客から名刺をもらうのだけ忘れないでね」
「わかりました」
すると隣にいたあゆみちゃんが安心したように大きな息を吐いた。
「美月先輩が一緒にいてくれてよかった。私、今年が初めての受付だったからすごく不安だったんです。リストを見ても顔と名前が一致しないし、だからと言って受付でもたもたできないし。営業部の受付の人とはあんまり話したことないから聞きづらいし……」
「私も最初は緊張したけど大丈夫だよ。とにかくお客様には絶対に失礼がないようにすることと、笑顔で応対すること、そして名刺をもらうのを忘れないようにすることだけ気を付ければなんとかなるから。わからないことがあったら何でも聞いて」
「ありがとうございます。美月先輩」
あゆみちゃんはほっとしたように微笑んだ。