契約ウエディング~氷の御曹司は代役花嫁に恋の病を煩う~
今度は彼が私を組み敷き、エスコートする。
私の呼吸音と訊きながら、幾度も短く角度の違うキスを落としていった。

内側の疼きが次第に強くなり、カラダは彼の熱を求める。

「大丈夫か?杏南」

彼の問いかけに頷くと強い圧迫感が下肢に感じた。

彼が私の中に深く息づいていく。
熱く滾る彼の質量に戸惑いながらも堪らない幸福感でココロが満たされた。

「俊吾・・・」

「杏南…ありがとう…俺を受け入れてくれて…一生大事にするからな」

「俊吾…愛してる・・・」

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