救われ王子にロックオン~溺愛(お礼)はご遠慮させて頂きます~
入院中の光治の経過は順調だった。
3日めからは仕事を持ち込んで、パソコンを使ってリモート会議に勤しむこともできるようになった。
初めに聞いていたように、2日目には水分が開始となり、硬膜外のチューブも抜けた。
それから段階的に食事形態がアップとなり、ドレーンも抜けて室内を自由に歩けるようになった。
その間、あやめは毎日、朝と晩、男性看護師と共に光治の部屋を訪れ診察と処置を施してくれた。
ホテルのようなラグジュアリーな一室。
万全の看護体制。
工夫を凝らした食事。
優しい主治医の笑顔・・・。
全てが光治の満足いく入院生活であった。
ただの一点を除いては・・・。
3日めからは仕事を持ち込んで、パソコンを使ってリモート会議に勤しむこともできるようになった。
初めに聞いていたように、2日目には水分が開始となり、硬膜外のチューブも抜けた。
それから段階的に食事形態がアップとなり、ドレーンも抜けて室内を自由に歩けるようになった。
その間、あやめは毎日、朝と晩、男性看護師と共に光治の部屋を訪れ診察と処置を施してくれた。
ホテルのようなラグジュアリーな一室。
万全の看護体制。
工夫を凝らした食事。
優しい主治医の笑顔・・・。
全てが光治の満足いく入院生活であった。
ただの一点を除いては・・・。