今日も、私は瀬那先生を誘惑します。
気になる私をよそに、耳打ちされた瀬那先生は、一瞬苦笑いをしたように見えた。
しかし、またすぐに、いつもの先生モードの得意のイケメンスマイルで……。
「もちろんです。健全なお付き合いをしていきます」と言った。
いったい、なんの話……?
気になって仕方ないけど、お父さんを前に堂々と瀬那先生に聞けるわけがない。
お父さんが帰ってきたということで、私と瀬那先生、お母さんとお父さんの4人でリビングで少し話をしていた。
つくづく……瀬那先生のコミュニケーション能力の高さには感心した。
そのおかげで、楽しい時間を過ごすことができた。
そして、瀬那先生は帰ることに。
私は。瀬那先生を玄関まで見送りに来た。
「瀬那先生さぁ、さっきお父さんになんて言われたの?」
今なら聞ける……!
そう思った私は、座って靴を履く瀬那先生に思い切って問いただした。