それは運命。【完】
『アサ兄…。』

『マヒル、大丈夫だったか?』

『うん。…キラが守ってくれたから。』

『骨折してるんだ。無理するなよ。』

『うん。ありがとう…お兄ちゃん。』

『うん。』

ニコッ

アサ兄は笑って立ち去っていった

『じゃあ、行きましょう。』

『うん。』

コンコンコン

ガラッ

『キラ…。』

私はキラの手を握る。

『…ごめんね…。』

すると、

『…ん…』

『キラ!?』

『…ココは…?』

『病院だよ。』
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