君のとなりで恋をします。─下─
「てゆーか、逆になんで今まで気づかなかったんだろう…。
影山くんが香純ちゃんを見る目、愛がダダ漏れてるのに…
あれは完全に香純ちゃんにベタ惚れだわ。」
まるちゃんの言葉に、私は思わず赤面する。
たしかに桜河は、すごく愛おしそうに私を見る。
それが私も嬉しくて…でもなんだかくすぐったくて…
「ところで香純ちゃん。
今日は影山くんと逢い引きするの?」
「逢い引き!?そんなことしないよ!」
〝夜二人で会おう〟なんて、桜河からは一言も誘われていないし…
それに……
「…私たちが付き合ってるのは秘密だし…」
二人でいるところを誰かに見られたら、変に思われるかもしれない。