君のとなりで恋をします。─下─
「…何それ。うれしい…」
「おいこら。
俺の目の前でイチャつくんじゃねぇ。」
「あら?
桜河くんったら、嫉妬ですか〜?」
「は?髪の毛むしるぞ?」
「え!やだ、何この人!野蛮!
どうしよう柊吾!私、ハゲちゃうかも!」
「大丈夫。
もし香純がハゲても、好きだよ。」
「うんっ…私も!
もし柊吾がハゲちゃっても大好き!」
「おい、お前ら…。
わざとやってんのか?」
そんな他愛もない会話をしながら、3人でバスに揺られて駅に向かった。