君のとなりで恋をします。─下─
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「じゃあね、桜河。」
「しっかり練習しなさいよー?」
「はいはい。」
気だるそうに改札に向かう桜河を、手を振って見送る。
これから練習だっていうのに、欠伸までしちゃって…
あれで紅羽のエースなんだもんなー。
不思議なもんだ…
「香純。俺らも行こうか。」
「うん。そうだね。
そろそろ電車来ちゃうもんね。」
私が返事をすると、彼は自然に私の手を取って歩き出す。
そして私も、そんな彼に応えるように指を絡めた。