あの丘で、シリウスに願いを
「体はあちこち悪いんだから、気をつけてこれからもずっと頑張ってよ」
「もちろんでさぁ。まことさんの思い出の一品みたいになるような商品を作り続けますよ」
お店の一番目立つ所にスポットライトが当たって輝きを放つのは、ベリーピンク色の『シリウス』。三郎が目を細め、まるで我が子を見つめるような暖かい表情でそれを見つめていた。
翔太もそんな三郎の視線の先に気づく。
「ベリーピンク色、可愛いよね。まこと先生も、ピンクにすれば良かったのに」
「本当可愛い…でもブルーもすごく気に入ってます。今じゃ仕事に無くてはならない大事な相棒です」
ベリーピンクの『シリウス』を見つめるまことの目に憧れが滲んでいる。
その表情に翔太は思う。本心ではピンクが欲しかったのかもしれないと。普段の仕事ぶりを見ても、男社会で頑張る彼女は女らしくあることを自制している気がする。
「そりゃいい!最高に嬉しいねぇ。
坊ちゃん、『シリウス』を作り続けてきてよかったなぁ。こんな出会いがあるから辞められねぇ。
まだまだ頑張るから、まことさんも売り込み頼むぜ」
「あ、三郎さん。まこと先生にまで宣伝を頼むなんてちゃっかりしてるなぁ」
こんなあたたかい信頼関係を築いているなんて、やはり翔太はすごいと、まことは思う。彼を嫌いな人間などいないのではないだろうか。
軽薄なところは嫌いだが、それも周囲の緊張をほぐして笑顔にする重要なスパイスなのかもしれない。
「もちろんでさぁ。まことさんの思い出の一品みたいになるような商品を作り続けますよ」
お店の一番目立つ所にスポットライトが当たって輝きを放つのは、ベリーピンク色の『シリウス』。三郎が目を細め、まるで我が子を見つめるような暖かい表情でそれを見つめていた。
翔太もそんな三郎の視線の先に気づく。
「ベリーピンク色、可愛いよね。まこと先生も、ピンクにすれば良かったのに」
「本当可愛い…でもブルーもすごく気に入ってます。今じゃ仕事に無くてはならない大事な相棒です」
ベリーピンクの『シリウス』を見つめるまことの目に憧れが滲んでいる。
その表情に翔太は思う。本心ではピンクが欲しかったのかもしれないと。普段の仕事ぶりを見ても、男社会で頑張る彼女は女らしくあることを自制している気がする。
「そりゃいい!最高に嬉しいねぇ。
坊ちゃん、『シリウス』を作り続けてきてよかったなぁ。こんな出会いがあるから辞められねぇ。
まだまだ頑張るから、まことさんも売り込み頼むぜ」
「あ、三郎さん。まこと先生にまで宣伝を頼むなんてちゃっかりしてるなぁ」
こんなあたたかい信頼関係を築いているなんて、やはり翔太はすごいと、まことは思う。彼を嫌いな人間などいないのではないだろうか。
軽薄なところは嫌いだが、それも周囲の緊張をほぐして笑顔にする重要なスパイスなのかもしれない。