あの丘で、シリウスに願いを
まことは、鏡に自分の姿をうつしてみる。
驚くほど体に合ったワンピースに思わず自分の目を疑う。
「ピッタリ。身長に合わせるとブカブカで、体に合わせると寸足らずになるのに。うそみたい」
「まぁ、既製品ならそうでしょうね。だけど、モデルなら最高に理想的な体型よ。あなた、赤が似合うわ」
「…これがいいです。体型にピッタリだし」
「でも、気になるでしょ?」
ジュンは、まことの胸元を指差す。真っ直ぐに一本線とそれを横切る複数の横線。それが色白のまことの肌にくっきりと痛々しく見える。
「いえ。これは私が生きる為に戦った証。
胸元から見えるこの傷跡に人々の好奇の目が向くことは知っています。いちいち手術の跡だと説明することが面倒だから普段は見えない服を着てるだけ。
私にとって、隠すべき恥ずかしいものではありません」
「…!ヤダ、カッコいいー!!見た目通りカッコイイ女ね!アタシ、今ので一撃よ。惚れたわ。
よし、じゃあ、これでいきましょう。サイズはピッタリだから。服に合わせてちょっとだけメイクさせてね」
驚くほど体に合ったワンピースに思わず自分の目を疑う。
「ピッタリ。身長に合わせるとブカブカで、体に合わせると寸足らずになるのに。うそみたい」
「まぁ、既製品ならそうでしょうね。だけど、モデルなら最高に理想的な体型よ。あなた、赤が似合うわ」
「…これがいいです。体型にピッタリだし」
「でも、気になるでしょ?」
ジュンは、まことの胸元を指差す。真っ直ぐに一本線とそれを横切る複数の横線。それが色白のまことの肌にくっきりと痛々しく見える。
「いえ。これは私が生きる為に戦った証。
胸元から見えるこの傷跡に人々の好奇の目が向くことは知っています。いちいち手術の跡だと説明することが面倒だから普段は見えない服を着てるだけ。
私にとって、隠すべき恥ずかしいものではありません」
「…!ヤダ、カッコいいー!!見た目通りカッコイイ女ね!アタシ、今ので一撃よ。惚れたわ。
よし、じゃあ、これでいきましょう。サイズはピッタリだから。服に合わせてちょっとだけメイクさせてね」