君の腋を舐めたい
「「!?」」
「ハハハハ!俺に【協力者】がいるとは思わなかったでしょ?
たっぷりアサミさんの体を舐め回させてもらった後、
気を失ったアサミさんをスーツケースに押し込んで持って行った。
・・・あ、安心してください。
ちゃんと保冷剤も一緒に詰め込んだから、少なくとも運んでる間は無事だったよ。」
「「・・・・・・・・。」」
「協力者にその身柄を渡して、
殺しておくように依頼しておいた。
最初は驚かれたが、
アイツは“俺の脅し”と、“自分自信の願望”に勝てなかったようだねぇ。」
「場所を言ってください・・・!」
「諦めが悪いな星野ぉ?」
「水沢さんはまだ死んでない・・!!
あなたには視えるんですか!!?」
「はぁ?」
思わずその胸ぐらを掴もうとしたところで、
いつの間にか折れ曲がった猫背からピンと張っていた豊川さんに制止される・・。
「では福留君。その協力者さんの名前と居場所を教えてください。
交換条件として、
“強姦”の罪は無かったことにします。」
「は・・・?」
福留さんより先に、
僕が豊川さんを凝視する。