君の腋を舐めたい


「生活安全課の良コンビ。

焼き肉屋で仲良くご飯食べていたという店員さんの証言。

“合意の上での行為”とするには十分な根拠です。嘱託殺人についても、

協力者が勝手に殺った事にしましょう。」


「ハハハハ!なんだそれ。

だがまぁ・・どうやらお荷物豊川さんは、物わかりの良い爺さんだったみたいだねぇ?」


「交渉成立ですか?」


「フッ・・どうせ俺の逃げ場は無いようだし・・良いぜぇ?」




“何を言ってるんですか!?”と豊川さんの胸ぐらを掴みそうになったけど・・・


『グハハハ!まだまだ青いな星野。

だ~~~い丈夫。きっとテッちゃんにはテッちゃんの考えがあるから。』


取調室まで入ってきた加賀さんが止めてくれたので、僕も黙って従う・・。



『さぁ急げ星野!
何としてでもアサミを救出しろ!!』


ひったくり犯の取り調べを終えた関本主任と一緒に、

福留さんから入手した住所へと向かった・・!!




















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