君を輝かせるのは私だけ。

「じゃあ、よかった!でもちゃんと休んでね?心配。」

私の言葉にリサは少しキョトンとして笑う。

「莉緒だけには言われたくない〜。密着疲れたら莉緒も言ってね、止めるから。」

「え〜なんで?もう気にならなくなったしへいきだよ!リサの夢にもつながるなら尚更!」

そんな話をしながらお互いやるべきことをしていると、

玄関から音がして2人が帰ってきたみたい。

立ち上がってご飯の準備の最終段階に入る。

リサも手伝ってくれて、

2人でご飯を並べて行く。

「ただいま。」
「ただいまー!」

2人は手洗いや片付けを済ませてリビングにやってきて、手伝いをしてくれる。

4人座っていただきますをしてすぐにどこからか携帯がなる。

あ、私のか。

「ちょっとごめん。」

仕事のかな?

と携帯を手に取ると、

そこにある名前に少し驚く。

「はい、もしもし」

『あお?久しぶり!』

「お久しぶりです。どうしました?」

『んー、ちょっと来年の相談をしたくて、』

来年?

あぁ、プロ契約の更新の話とかかな?
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