双子の貞子ちゃん 2
「は……、?」
安達家のリビングに足を踏み入れた瞬間、湊が私と付き合っていると話した。
私の手を引いて「何で来てくれたの!嬉しい!!」と言っていた菫さんは固まっている。
静まりかえるリビング
ソファに座ってた健太郎さんも私たちを見て固まっていた。
「ちょっとこっちおいで。」
怒っているような声で菫さんに手を引かれ、健太郎さんが座ってるソファの前に湊と並んで座る。
…反対される。
2人からはそんな空気しか感じない。
ギュッと手を握りしめると、優しく湊の手が私を包み込んだ。
隣を見れば、湊は大丈夫だというような笑みを浮かべていた。
「湊、あんた本気なんでしょうね。」
目の前の菫さんから聞いたことないような声が聞こえて、不安になる。