双子の貞子ちゃん 2




「お前がそんなこと考えてもしょうがないだろって俺が叱ってやったぞ。」



「……おう。なんかさんきゅ。」



苦笑いを浮かべる湊

「そう!しょうがなかったの!結局、私たちの知らないところで2人が惹かれあったんだもの。…それに、すごくお似合いよ。」




一際綺麗な微笑みを浮かべて言った菫さん


「あ、でも!伊織ちゃんが嫌になった時は遠慮なく別れていいのよ。伊織ちゃんを射止めきれなかった湊が悪いんだから。」



「別れないよ。湊を嫌にならない。」


それは断言できる。

湊のこと嫌いになるなんて想像できないし。
こんなに菫さんと健太郎さんに愛されてる湊を私も負けないくらい愛したい。




「それに、菫さんたちの本当の娘になれるのも嬉しい。」


そんなことを恥ずかしくて呟くぐらいの声で言ったら、菫さんは泣いて喜んでくれた。



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