双子の貞子ちゃん 2
「柊…、若頭のですか。」
『そう。結構色々やってるな。……監禁から逃れた風に紅蓮へ行き、紅蓮を潰す気か、あるいは…。』
あるいは…、
また、きぃさんに危害を加えるため。
「今、柊は組長も若頭も警察ですよね。」
『うん、そうだね。密かにやり取りしてるんだろうな。……横山さん今日はいないのか?』
「はい。何か怪しいことあったら、こっちにも連絡して欲しいって。」
『なら、俺からしておく。』
「はい、ありがとうございます。」