俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
「はあ⁇偉そうな事言わないで!
そうよ!私は颯大を捨てたわ
当時好きな人がいたから…
颯大と別れるきっかけが欲しかった
だからその人の子どもが出来れば別れられる
と思った…だから妊娠出来るように
病院に行ったら…"子どもが出来ない"って
言われたの…ショックだった
私はどうしてもその人と一緒になりたかった
から、颯大に跡取りを産まないといけないから
検査して欲しいとお願いした
そして病院の先生に嘘の診断書を書いて
もらった」

嘘の診断書⁇
まさか⁇

「颯大は子どもが出来ないと…嘘を言って
もらったの…そして診断書を書いてもらった
それを理由に別れる事が出来るから
そして別れて私は好きな人と結婚した
だけど子どもが出来ない事は言わなかった
2年経って子どもが出来ないから検査を
受けるように姑から言われた
そしてバレたの
それから扱いが変わった…3年耐えたけど
別の女性に子どもが出来て離婚した訳
だから最初は貴女を脅すだけで終わろうと
思ったけど…妊娠したのがわかったから
許せなかった…自分は望めなかったのに…」

勝手すぎる!酷すぎる!

「あんたの事情なんてどうでもいい!
颯大さんがあんたに嘘をつかれ、自分は
子どもが作れないって悩んで
苦しんだんですよ!
1度は愛した人なのに…そんな事
よく出来ましたね
自分勝手すぎて…そのせいで大切な
命を失い…酷すぎる
同じ女性として軽蔑します
あんたなんかに颯大さんと姫華は渡さない!」

もう心からの叫びだった

颯大さんを自分の都合で長年苦しめて
許せなかった

「すず…」

「私の大切な夫と娘に指1本触れさせない!
命をかけて守りますから!
二度と私達の前に現れないで下さい
もし…また会う事になったら
私…何するかわかりませんから!
お引き取り下さい」

彼女は出て行った






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