俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています

夕方になり夕食が届いた

こんなレストランでテイクアウトがあるなんて
凄いなあ

どれもこれも美味しそう

お皿に盛り付けた
それにしても親子二人には量が多いわね
社長はテイクアウトだから
量がわからなかった⁇

まあどうでもいいや
にしても…美味しそう

待って！私は一緒に食べれないのよ
うわ〜何…美味しそうとか思ってんの
バカすず…

それに今になって気がついた
自分の夕食がない事に…
まあ落ち着いたら買いにいこう

盛り付けた食事をテーブルに置いた

そういえばいつの間にソファに行ったんだろう

ソファに座っている社長に

「お食事の準備出来ました」

「あ〜」

あ〜だけかよ！
ありがとうとかないの！
まあお金出して雇っているからお礼が
ある訳ないか
これだから金持ちは…

「姫華〜食べようか〜」

うわ〜出ました〜そのデレデレ
もしかして羽菜にもこんなに
デレデレなのかな⁇
あ〜政略結婚だから違うか

姫君は

「うん」

物凄い笑顔で答えてる
なんて親子なの…二重人格親子

社長がテーブルを見つめて突然

「どうして2人分なんだ⁇」

はあ⁇何を聞いてくるかと思いきや

「社長と姫華ちゃんのですけど…」

社長の顔が険しくなった

「お前のは⁇」

「はあ⁇」

本当社長って言うのは仕事以外は
バカなんですか⁇

「はあ⁇じゃなくてお前のは⁇って
聞いてるんだけど⁇」

「おっしゃってる意味がわかりませんが…」

「お前はバカなのか⁇」

何バカって！本当にバカ発言が多いわ
私には…貴方がバカだと思いますけど

「お前は食べないのか⁇」

食べるけど…家政婦が一緒にって
聞いた事ないんですけど〜
本当にバカ⁇
家族でもないのに…食べる訳ないでしょ

「あのう働かせて頂いている身で
一緒に食べるのは…
しかも家族でもありませんし」

はっきり答えた
まあ教えてあげた感じ⁇
仕事しか出来ない社長様に

そう言うと二重人格の姫君が

「パパ〜姫華〜すずちゃんと食べた〜い」

「そうか〜わかった
姫華がそう言っているから座りなさい」

「は…はい」

社長がキッチンに行くと姫君は私を見て
ニヤリと笑った

何か企んでるの⁇
怖いんですけど…
でもこの食事食べれるなんてラッキー！