俺様社長⁇溺愛パパ⁇二重人格な御曹司に愛されています
6時になり

「姫華ちゃん食事出来ましたよ」

優しく声をかけたが…

「いらない」

即答だった

マジか!

8時になり社長が帰ってきた

その間姫君は一度も部屋から出てこなかった

「おかえりなさいませ」

「あ〜」

そのままリビングへ

ダイニングテーブルを見て
手がつけられていない食事を見て

「姫華は⁇」

「それが…」

話をしようと思ったら姫君が部屋から
出てきた

「パパおかえりなさい」

テンション低く言った

「どうした⁇姫華何かあったのか⁇」

「ううん
なんでもないから」

やっぱり元気がない

やっぱり幼稚園で何かあったのかな⁇
少し心配になった

「なんでもないはずないだろう」

すぐに社長は私を睨みつけ

「姫華に何があったんだ⁇」

「それが…」

私が言おうとしたのを遮るかの様に
姫君が話出した

「ごめんなさいパパ〜
すずちゃんは悪くないの
姫華がおやついらないって言ったから…」

そう言って下を向いた

待って〜幼稚園で何かあったとかではなく
おやつの話⁇

「おやついらないって言ったら⁇」

「すずちゃんが"食事抜き"って言って
"部屋にいなさい"って怒ったの
姫華かがわがまま言ったから姫華が悪いの
すずちゃんを怒らないで」

姫君の目から涙が出ている
こいつは女優だ

それより"食事抜き"なんて…いつ!誰が!
言ったのよ!
嘘まで言うんだこの悪魔姫君は!
そしてこの俺様社長は
私に理由を聞かないんだ…
子どものいう事だけ聞くのね

「わかった…怒らないよ
姫華…パパと食事をしよう」

「うん…」

「食事の用意を!」

「はい…」

食事の準備をした

この社長は娘の言う事を鵜呑みにするんだ

バカ親父だね
だからこんなわがままな子どもに
育つのよ!
羽菜ごめんね…羽菜はお母さんだから
きちんとしてると思うけど…
この男よ!

まあ私はただの家政婦だからね
何か言った所で信じてもらえる訳ないし
我慢だ…









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