カラダで結ばれた契約夫婦~敏腕社長の新妻は今夜も愛に溺れる~
食事を終えたあと、いつもの通り紅茶とドライフルーツを出そうとしたら「今日はいらない」と断られ、代わりにブラックのコーヒーとチョコレートを頼まれた。

どうやら今日は仕事をするつもりがないようで、ノートPCの代わりに清良を膝の上に乗せる。

「お仕事しなくても大丈夫なんですか?」

「ああ。少しだけ仕事の負荷を減らすことにした」

「よかった。のんびりできるんですね」

仕事ばかりの総司を見て、ちょっぴり心配していた清良だ。いくら仕事が好きだからと言っても、気分転換は必要だろう。

ただ、気掛かりなこともある。

「ねぇ、総司さん。私、お仕事の邪魔になっていませんか?」

仕事の負荷を減らしたというが、清良との時間を捻出するために無理をしていないだろうか。

本当は仕事をしたいのに自分のためを思ってここにいるのだとしたら、心苦しい。

彼に我慢をさせるくらいなら、まだひとりで寂しい時間を過ごしたほうがいい。

しかし、総司は清良を優しく包み込み、そうじゃないと甘く囁いた。

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