予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 気を取り直し冷静な口調で言うと、柊人さんは枕に頭を預けたまま私を見上げた。

「おはようのキスは?」

 彼にねだられ、私はドキドキしながら体をかがめる。

 触れるだけのキスをしてから鼻をこすりあわせると、幸せで勝手に笑みがもれた。


「あー。このままベッドで一日中イチャイチャしていたい」

 柊人さんの言葉に、慌てて私は口を開く。

「だ、だめですよ。今日はアメリカから来日したデザイナーとの打ち合わせが……」
「わかってるよ」

 私を見上げる彼は、余裕の表情だ。どうやらまたからかわれたらしい。

「もう一度キスしてくれたら起きる」

 柊人さんは美しい目を細め微笑みながらキスをねだる。

 私が体をかがめると、今度は触れるだけじゃなく、溺れそうなくらい深いキスをされた。









 


 社長……、ではなく柊人さんの部屋で暮らすようになって、二カ月が過ぎた。


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