予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
 そんな穏やかな気持ちになれた。
 
 視線が絡み合い自然と唇が重なる。

 柊人さんはキスをほどくと、私の体を優しくベッドに寝かせ髪をなでた。

「お休み、香澄」

 こちらを見下ろしながら、私に羽毛布団をかけてくれる。

「柊人さんはまだ起きているんですか?」
「あぁ。少ししたいことがあるから」

 妊娠してから、倦怠感と眠気を強く感じるようになった私は、就寝時間が早くなった。

 対して柊人さんは、早く家に帰るために仕事を持ち帰るから、こうやって私が寝た後に仕事を片付ける日も多い。


 ひとりだけ先に寝るのはなんだか申し訳ないけれど、謝ると怒られてしまうので、私は違う言葉を口にする。

「おやすみなさい、柊人さん。大好きです」

 私が布団の中から言うと、柊人さんは「俺も、愛してるよ」と柔らかく笑い、額にキスをしてくれた。








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