予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
スマホを探すのに集中していたせいで、バランスを崩して前のめりになる。
このまま転んだら、赤ちゃんが……。
目の前に地面がせまり、血の気がひく。
なんとか転ぶ寸前に両手でお腹をかばい、床にぶつけずにすんだけれど、かわりに膝と手のひらがずきずきと痛んだ。
恐怖で鳥肌がたち、心臓がものすごい勢いでドキドキとなっていた。
床に膝をついたまま震える息を吐くと、聞き覚えのある声が響いた。
「やだ。ちょっとぶつかっただけなのに倒れるなんて大袈裟ね」
見上げると、そこに立っていたのは富阪百貨店の社長令嬢だった。
「梨々花さん……」
「こんなところでぼんやり立ってるあなたが悪いわよ。私は、パネルディスカッションに参加してる父が、すばらしい意見で称賛を集めているところを見たくて急いでいるのに」
このまま転んだら、赤ちゃんが……。
目の前に地面がせまり、血の気がひく。
なんとか転ぶ寸前に両手でお腹をかばい、床にぶつけずにすんだけれど、かわりに膝と手のひらがずきずきと痛んだ。
恐怖で鳥肌がたち、心臓がものすごい勢いでドキドキとなっていた。
床に膝をついたまま震える息を吐くと、聞き覚えのある声が響いた。
「やだ。ちょっとぶつかっただけなのに倒れるなんて大袈裟ね」
見上げると、そこに立っていたのは富阪百貨店の社長令嬢だった。
「梨々花さん……」
「こんなところでぼんやり立ってるあなたが悪いわよ。私は、パネルディスカッションに参加してる父が、すばらしい意見で称賛を集めているところを見たくて急いでいるのに」