予想外の妊娠ですが、極上社長は身ごもり妻の心も体も娶りたい
梨々花さんは、ふん、とそっぽを向いて長い髪をかきあげる。
「そもそも転んだのだって、私を悪者にするための演技だったんじゃない? 柊人さんはこの女に騙されているのよ。たかが秘書と結婚するなんて、妊娠したから責任をとってくれってせまられて仕方なく決めたんでしょう? でも、こんな大きなお腹で人前に出てくる恥知らずな女より、知性も品格も美貌も兼ね備えている私のほうが、ずっとあなたの妻にふさわしいわ」
自信満々に言い放った梨々花さんに、柊人さんは片方の眉を上げた。
「恥知らず?」
整った顔に冷たい笑みを浮かべて、梨々花さんを見下ろす。
「恥知らずはどっちだ。親の金を使って外見を飾り立てることしかしらない君は、知性や品格どころか、哀れなほど心がまずしい」
「心がまずしいですって……っ?」
「そうだろう。人を蹴落とそうとして、自分をどんどん卑しい存在にしているのに気づいていないのか」
「そもそも転んだのだって、私を悪者にするための演技だったんじゃない? 柊人さんはこの女に騙されているのよ。たかが秘書と結婚するなんて、妊娠したから責任をとってくれってせまられて仕方なく決めたんでしょう? でも、こんな大きなお腹で人前に出てくる恥知らずな女より、知性も品格も美貌も兼ね備えている私のほうが、ずっとあなたの妻にふさわしいわ」
自信満々に言い放った梨々花さんに、柊人さんは片方の眉を上げた。
「恥知らず?」
整った顔に冷たい笑みを浮かべて、梨々花さんを見下ろす。
「恥知らずはどっちだ。親の金を使って外見を飾り立てることしかしらない君は、知性や品格どころか、哀れなほど心がまずしい」
「心がまずしいですって……っ?」
「そうだろう。人を蹴落とそうとして、自分をどんどん卑しい存在にしているのに気づいていないのか」