■王とメイドの切ない恋物語■
夕方になり、仕事も終わったので、食事を済ませ、部屋に戻った。
時間が余っちゃったな。
何しようかな。
あ、そうだ。
まーくんに、手紙の返事出さなきゃ。
私は、ペンと便箋を出して、書き始めた。
まーくんへ
久しぶりだね。元気だった?
私は、お城で働くことになって毎日頑張っています…
後は何書こう。あっ、そう言えば、まーくん好きな子のこと言ってたな。
まーくん、好きな子が近くに引っ越してきたんだって?よかったね。まーくんなら、優しいし、きっとうまくいくと思うよ。応援してるから、がんばってね。
そこまで書いて、少しペンを休めた。
まーくんになら、本当のこと言ってもいいよね?
いつも手紙で相談してたし。
私は、トーマ様のことを書くことにした。
まーくん、あのね、私も好きな人ができたんだ。
かっこよくて、優しくて。
一緒にいるだけで、とても幸せなの。
でも、その人は昔から心に決めている人がいるみたいなの。
すごくショックだった。
本当は、私のこと見てほしいよ。
でもいいの。
彼と一緒の時間を過ごす、それだけで私は十分幸せだから。
辛い恋だけどがんばるね。
文章にすることで、自分の中でも、気持ちの整理がついた気がした。
そうよ、傍にいれるだけでいいよ。
トーマ様のこと、まだ好きでいて、いいよね?
私は手紙の最後に、
またいつか、まーくんに会いたいな
では、まーくん、またね
リリア
そう締めくくった。
時間が余っちゃったな。
何しようかな。
あ、そうだ。
まーくんに、手紙の返事出さなきゃ。
私は、ペンと便箋を出して、書き始めた。
まーくんへ
久しぶりだね。元気だった?
私は、お城で働くことになって毎日頑張っています…
後は何書こう。あっ、そう言えば、まーくん好きな子のこと言ってたな。
まーくん、好きな子が近くに引っ越してきたんだって?よかったね。まーくんなら、優しいし、きっとうまくいくと思うよ。応援してるから、がんばってね。
そこまで書いて、少しペンを休めた。
まーくんになら、本当のこと言ってもいいよね?
いつも手紙で相談してたし。
私は、トーマ様のことを書くことにした。
まーくん、あのね、私も好きな人ができたんだ。
かっこよくて、優しくて。
一緒にいるだけで、とても幸せなの。
でも、その人は昔から心に決めている人がいるみたいなの。
すごくショックだった。
本当は、私のこと見てほしいよ。
でもいいの。
彼と一緒の時間を過ごす、それだけで私は十分幸せだから。
辛い恋だけどがんばるね。
文章にすることで、自分の中でも、気持ちの整理がついた気がした。
そうよ、傍にいれるだけでいいよ。
トーマ様のこと、まだ好きでいて、いいよね?
私は手紙の最後に、
またいつか、まーくんに会いたいな
では、まーくん、またね
リリア
そう締めくくった。