■王とメイドの切ない恋物語■
「マーヤさん、テーブルのセッティング終わりました」
「じゃあ次は、あっちの方を手伝ってあげて」
マーヤさんが向こうを指差す。
向こうの方では、テーブルクロスのセッティングが進んでいた。
「はい!」
私は、そっちの方に向かった。
テーブルクロスの方も終わり、マーヤさんに報告しにいくと
「お疲れ様。昼休みに入っていいわよ。1時にまたこの広間に集合ね」
「はい。あの、マーヤさん」
私は、マーヤさんを呼び止めた
「明日、12時から1時間だけ、お城を抜けていいでしょうか?」
マーヤさんは、こっちを見た。
「その時間ならお昼休みだからいいわよ。何かあるの?」
トーマ様の、大切な誕生日の日に、友達に会うなんて、なんか言いづらい。
でも、うそはつきたくない。
「じゃあ次は、あっちの方を手伝ってあげて」
マーヤさんが向こうを指差す。
向こうの方では、テーブルクロスのセッティングが進んでいた。
「はい!」
私は、そっちの方に向かった。
テーブルクロスの方も終わり、マーヤさんに報告しにいくと
「お疲れ様。昼休みに入っていいわよ。1時にまたこの広間に集合ね」
「はい。あの、マーヤさん」
私は、マーヤさんを呼び止めた
「明日、12時から1時間だけ、お城を抜けていいでしょうか?」
マーヤさんは、こっちを見た。
「その時間ならお昼休みだからいいわよ。何かあるの?」
トーマ様の、大切な誕生日の日に、友達に会うなんて、なんか言いづらい。
でも、うそはつきたくない。