■王とメイドの切ない恋物語■
「チチリさーん」
私は、チチリさんの部屋のドアを、勢いよく開けた。
チチリさんが、びっくりして、こっちを見た。
「ちょっと、リリア。突然、開けないでよ。びっくりするじゃない。心臓が止まるかと思ったわ。私が今、着替え中だったらどうするわけ?ノックぐらいしなさいよ」
私は、浮かれすぎて、ノックをすっかり忘れていた。
あぁ、ダメな私。
「うーっ、ごめん、チチリさん」
私が、しょんぼりしていると、
「まぁ、いいわよ。私はナイスボディだしね。見られて困るもんなんてないわ。ホーッホホホホホ」
チチリさんは、口元に手をあてて笑い、お姫様の真似をしている。
チチリさんの思いやりが、胸にしみた。
「ありがと、チチリさん」
私が、チチリさんの優しさに感動していると
「ちょっとリリア、ここ笑うとこなのにーっ。真面目に返されたら、こっちが恥ずかしくなるわ。もうっ」
「すんません」
「まぁいいわ、で、何の用?」
私は、赤くなりながら
「実は…」
トーマ様との、一部始終を話した。
私は、チチリさんの部屋のドアを、勢いよく開けた。
チチリさんが、びっくりして、こっちを見た。
「ちょっと、リリア。突然、開けないでよ。びっくりするじゃない。心臓が止まるかと思ったわ。私が今、着替え中だったらどうするわけ?ノックぐらいしなさいよ」
私は、浮かれすぎて、ノックをすっかり忘れていた。
あぁ、ダメな私。
「うーっ、ごめん、チチリさん」
私が、しょんぼりしていると、
「まぁ、いいわよ。私はナイスボディだしね。見られて困るもんなんてないわ。ホーッホホホホホ」
チチリさんは、口元に手をあてて笑い、お姫様の真似をしている。
チチリさんの思いやりが、胸にしみた。
「ありがと、チチリさん」
私が、チチリさんの優しさに感動していると
「ちょっとリリア、ここ笑うとこなのにーっ。真面目に返されたら、こっちが恥ずかしくなるわ。もうっ」
「すんません」
「まぁいいわ、で、何の用?」
私は、赤くなりながら
「実は…」
トーマ様との、一部始終を話した。