■王とメイドの切ない恋物語■
「んっ」



次の瞬間、2人の唇が重なった。




優しい口付けに、体の奥が熱くなる。

深い愛情が伝わってくる。




トーマ様は、そっと唇を離し、優しい瞳で、もう1度私を見つめた。

「リリア、愛してるよ」




はうーっ 

今の1言は、かなりきたよ。




私は返事の代わりに、トーマ様に、ぎゅっと抱きついた。

トーマ様は、私の頭を優しく撫でてくれる。

すごい癒されるよ。

私、もう…とろけちゃうって。



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