契約夫婦の蜜夜事情~エリート社長はかりそめ妻を独占したくて堪らない~
いやそれどころか、わざとこうなるように仕向けたのかも…。
やっぱり彼は一筋縄ではいかないと晴香は思う。今までふたりで歩んできた長い長い時間の中に晴香が知らなかった事実が、まだまだあるのかもしれない。これからも事あるごとに驚かされるのかも…。
それでもそれをちっとも不安に思わないのは、晴香が彼を誰よりも愛し、信頼しているからだろう。
いつもいつも彼は晴香を大切にしてくれた。そう、それはきっとこれからも。
だからこれからは自分からもたくさんの愛を彼に贈ろうと晴香は思う。
その先にきっとふたりの温かい未来があるのだから。
晴香の視線の先で夜空に浮かぶ明るい月を背に孝也がふわりと笑った。
「晴香、帰ろう」
fin
やっぱり彼は一筋縄ではいかないと晴香は思う。今までふたりで歩んできた長い長い時間の中に晴香が知らなかった事実が、まだまだあるのかもしれない。これからも事あるごとに驚かされるのかも…。
それでもそれをちっとも不安に思わないのは、晴香が彼を誰よりも愛し、信頼しているからだろう。
いつもいつも彼は晴香を大切にしてくれた。そう、それはきっとこれからも。
だからこれからは自分からもたくさんの愛を彼に贈ろうと晴香は思う。
その先にきっとふたりの温かい未来があるのだから。
晴香の視線の先で夜空に浮かぶ明るい月を背に孝也がふわりと笑った。
「晴香、帰ろう」
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