お見合い政略結婚~極上旦那様は昂る独占欲を抑えられない~
数秒、俺を寝ぼけまなこで見つめてから、凛子は見る見るうちに目を見開いていく。
そして、キャミソール一枚だけの姿の自分に気づき、昨日のことを思い出したようだった。
火が付いたように赤くなっていく様子が可愛い。
そんな反応をされたら……、俺のことをすでに好きになってくれたのではないかと、確信してしまいそうになる。
恥ずかしそうにしている凛子の手を取って、左手薬指に輝く婚約指輪に、キスをした。
「た、高臣さん、おはようございます……、あの昨日は」
「昨日は?」
「昨日は、えっと……恥ずかしい姿を……お、お見せしてしまい……」
目を泳がせながらおろおろとしている凛子が可愛くて、俺は何も言わずに黙って見つめた。
実際、凛子は今、どう思っているんだ?
彼女はずっと"これは政略結婚だ"という視点でしか、俺のことを見ていなかったのだから、今はまだ混乱している最中であることは分かる。
だけど、従妹に嫉妬してくれたことや、「政略結婚は止めだ」と言ったときに、悲しそうな顔をしたことや、今もこうして顔を赤くしながらもそばにいてくれることを思うと、期待してしまう。
まだ言葉にせずとも、俺に好意を持ってくれているのではないかと――。
なんて思っていると、凛子が何かを覚悟したように、口を開いた。
「あのっ、私、高臣さんのこと……」
顔を赤くしながら、凛子がそこまで言いかけたとき、最悪のタイミングで、リビングに置きっぱなしだったスマホが鳴った。
凛子はすぐに口を閉ざして、「お仕事の電話でしょうか」と、慌ててベッドから出ようとした。
しかし俺は、そんな彼女の腕を引っ張り、再びベッドに引きずり込む。
「何? 今なんて言おうとした?」
「た、高臣さん、それより電話が……」
「今、凛子の気持ちを聞く以上に大事なことなんてない」
「で、でもっ……」
「今言わないなら、また脱がす」
人差し指をキャミソールに引っかけると、凛子はパニック状態になった。
誰だ。こんなクソみたいな空気の読めなさで俺に電話をかけて来る奴は。
そんな奴より、何億倍も今の凛子の気持ちを聞く方が大事だ。
俺は、電話を無視して凛子のキャミソールを脱がそうとした。
しかし、電話はしつこく鳴り続ける。
「た、高臣さん、出てください! お願いします!」
「ちっ……」
そして、キャミソール一枚だけの姿の自分に気づき、昨日のことを思い出したようだった。
火が付いたように赤くなっていく様子が可愛い。
そんな反応をされたら……、俺のことをすでに好きになってくれたのではないかと、確信してしまいそうになる。
恥ずかしそうにしている凛子の手を取って、左手薬指に輝く婚約指輪に、キスをした。
「た、高臣さん、おはようございます……、あの昨日は」
「昨日は?」
「昨日は、えっと……恥ずかしい姿を……お、お見せしてしまい……」
目を泳がせながらおろおろとしている凛子が可愛くて、俺は何も言わずに黙って見つめた。
実際、凛子は今、どう思っているんだ?
彼女はずっと"これは政略結婚だ"という視点でしか、俺のことを見ていなかったのだから、今はまだ混乱している最中であることは分かる。
だけど、従妹に嫉妬してくれたことや、「政略結婚は止めだ」と言ったときに、悲しそうな顔をしたことや、今もこうして顔を赤くしながらもそばにいてくれることを思うと、期待してしまう。
まだ言葉にせずとも、俺に好意を持ってくれているのではないかと――。
なんて思っていると、凛子が何かを覚悟したように、口を開いた。
「あのっ、私、高臣さんのこと……」
顔を赤くしながら、凛子がそこまで言いかけたとき、最悪のタイミングで、リビングに置きっぱなしだったスマホが鳴った。
凛子はすぐに口を閉ざして、「お仕事の電話でしょうか」と、慌ててベッドから出ようとした。
しかし俺は、そんな彼女の腕を引っ張り、再びベッドに引きずり込む。
「何? 今なんて言おうとした?」
「た、高臣さん、それより電話が……」
「今、凛子の気持ちを聞く以上に大事なことなんてない」
「で、でもっ……」
「今言わないなら、また脱がす」
人差し指をキャミソールに引っかけると、凛子はパニック状態になった。
誰だ。こんなクソみたいな空気の読めなさで俺に電話をかけて来る奴は。
そんな奴より、何億倍も今の凛子の気持ちを聞く方が大事だ。
俺は、電話を無視して凛子のキャミソールを脱がそうとした。
しかし、電話はしつこく鳴り続ける。
「た、高臣さん、出てください! お願いします!」
「ちっ……」