社長とわたし
社長


ゆうき、お前と三年一緒にいることが当たり前になりすぎてた。

ろくな男としか付き合わないのは、俺のせいなのか?

女好きな俺をみて、いつも笑ってるお前を見てきて、
似てると感じたのはおれだけかもしれない。


一ヶ月前突然実家から、電話があった。

呼び出され手向かった場所は、結納の席


何も知らない俺は、他人事のように座ってた。

そして、親父が一言

『お前の婚約者だ』

俺は頼んでもいなければ、女に不自由もしてない。

そんな俺に親父は決定事項のように、放つ言葉に、放心状態の中、話はまとまっていく。

潮時か

ゆうきはどうなる?

ていうか、俺の女じゃない。

俺がそうさせていたんだ。
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