極上社長からの甘い溺愛は中毒性がありました

 ずっと見ていなかったスマホを見ると、そこには昼頃に椿生からメッセージが届いていた。

 『今日はスープカレーにするんだよね?今日は早く仕事終わるから一緒に買い物に行こう』

 昨晩の撮影の前、椿生が「スープカレー食べたいな」と言ったので、畔が「じゃあ、明日は作りましょうか」と、何気ない会話をしたのだ。
 それを椿生は楽しみにしていてくれたのだろう。
 畔は待ち合わせの時間まで、スープカレーの作り方をネットで調べ、彼に喜んでもらうために材料や作り方を念入りにチェックしたのだった。


 2人はスーパーで合流し、買い物を楽しんだ。
 普段買わないようなワインや畔が好きなフルーツなどを買い、今日はちょっとしたパーティーになりそうだった。
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